赤ワインにとっての適温というのは、14度〜17度ということでした。
これは一般にいう適温ですが、ここでの適温は日本の適温ではない
という話でした。
そんな中、やっぱり気になるのが温度がどんどん上がってくる夏場の場合。
果たして夏場の赤ワインはどういった保存方法が適しているのか?
についてお伝えします。
赤ワインが快適に保存出来る環境とは?
まずは大前提の点から改めまして、整理しますね。
赤ワインが「快適」な環境というのは
- 温度が一定であること(14度〜17度)
- 振動がないこと
- 直射日光が当たらないこと
- 湿度が65%〜程度
と言ったところが挙げられます。
しかしながら、日本の夏はどうでしょう・・・
日本の夏は赤ワインにとって最適な環境といえるのか?
日本の夏場はご存知の通り「高温多湿」ですね。
- 温度も25度以上(夏のピークでは30度オーバーは当たり前)
- 梅雨時期などの湿度は非常に高い
というところから高温多湿は、ワインにとって非常に厳しい環境といえます。
日本の夏場の室内に適当にポンとワインを置いておくというのは、
現実的でないこと
といえます。
では私たちはどうすればワインにとって
最適な環境が整うのでしょうか?
日本の夏場に於いて、ワインにとって必要なものとは?
過酷な日本の夏場をワインにストレスなく保管する環境としては、やはり
ワインセラー
の準備をされるに越したことはありません。
ワインセラーを導入することによっての役割といえば、
- セラー庫内の温度が一定
- セラー庫内の湿度が一定
- 振動もない
- 直射日光も当たらない
という特徴があります。
つまりワインセラーを導入すると
- ワインにとって過酷な環境を回避できる
- ワインの品質保持のための効果がある
といえます。
まとめ
日本の夏はヨーロッパに比べて「高温多湿」なので、
ワインにとって過酷な環境。
過酷な環境下に置いているワインにとっては、
劣化の要因にもなるために
ワインセラー
で保存されることをおすすめします。