こちらの記事でワイングラスについてちょっと触れましたけど、今日は具体的にその続きです。
ワインは空気に触れると、香りがどんどん広がっていき、時間と共にそれが変化していきます。
だから飲み始めと飲み終わった際に味わいが変化している、っていうのはよくあること。
それを体感するためにはワイングラスによっても大きく違いが異なってくるんです。
ここでは、赤ワイン専用のワイングラスについて、比較をしてみます。
プロ仕様のワイングラスの特徴
たとえば、こういったタイプですね。
ドイツ産のエクセレンスというグラスです。
飲食店でも使われているプロ仕様のグラスになりますが、どんなところが特徴になるのか?
比較も交えてみていきましょう。
ボウル部分の容量が大きい
ワイングラスのうちのワインが入っている個所があります。
ボウルという部分ですね。
プロ仕様のワイングラスであれば、非常にこのボウル部分が大きいんです。
見るからに美しい~ワイングラスなんですけど、
多分普段あなたが使っているワイングラスよりも、大きめのタイプではないでしょうか。
たとえば、このエクセレンスに関していうと、ボウルの容量は633㏄です。
といってもイマイチピンとこないかと思って、ちょっと比較してみましょうか。
cdケース半分ぐらいの面積のイメージ、ですね。
ちなみに、同じ容量のワインを入れた
- 今ご紹介のエクセレンス ボルドーのグラスと、
- 普段のグラス
の比較をしてみると・・・
見るからにわかるかと思いますが、グラス自体がでかい!ですよね。
そして、注目をしていただきたいのがボウル(ワインが注がれている部分のこと)の
ワインを除いた空きスペースの大きさです。
ボウルの面積が大きいワケ
ワインの楽しみ方の一つに、「香りを楽しむ」
というものがあります。
あなたもワインを召し上がる際に、グラスに鼻を近づけてグラスの中のワインの香りをかぐ
という動作をしませんか?
ワインの場合は、抜栓→グラスに注いだ状態~の後は、
香りがどんどんと変化していくワインが多数あります。
それは、抜栓後のワインをどんどん空気に触れていくことによるんですね。
つまり、ワイングラスの口が大きめに開いているので、
グラスの中に空気がたっぷり入ってきます。
それによってワインの香りがぐーーっと上がってくるのが顕著にわかります。
ワイングラスをちょっとまわしたりしたら、その効果なおさら、倍増!ですよ。
もちろんグラスが大きい分、グラスのワインが入っていない部分もそれなりの大きさがあるので、
より空気が入りやすいわけです。
赤ワインの場合香りをかぐ際に、グラスを回しませんか?
これは、ワインと空気を触れさせる役割があるために、行う動作ですね。
だから、いつもあなたが飲んでいるテーブルワインなんか、このグラスに替えて飲むだけで、まったく味わいが異なって、美味しさが増幅されるんです。
大きなボウルですが一部だけしかワインを注がないというのは、
ワインの香りを楽しむための必要なスペースなんです。
これとは逆に、小さ目のグラスだったらどうですか?
- ワインに空気が触れるスペースが少ない
- 香りを存分に引き出すことが出来ない
となりますのでやっぱりワインを存分に楽しむためには、
こういったプロ仕様のグラスをチョイスされるのって、理にかなっているんですよね。
グラスの厚さが薄い
これは主にワイングラスを口に当てれば、わかることです。
プロ仕様のグラスは比較的薄めです。
口当たりが薄めのグラスですので、ワインの風味をダイレクトに
感じることが出来ます。
ただグラス自体は非常に繊細なので、取り扱い注意ですけどね。
この点はぜひ手に取って頂き、
同じワインを注いでグラスの比較をしていただきたいところです。
プロ仕様のワイングラスの活用方法
ワインを召し上がる方には、ぜひ、おひとつはご自宅用に持っていただきたい
と思うのがプロ仕様のワイングラスです。
グラス一つでワインの風味が激変するわけですからね。
今回紹介していますエクセレンスは、比較的お求めやすい価格で販売しています。
もちろん、もっといいグラスもありますけど、
日常的に使用するという意味では取り扱いしやすいかなーと。
また、エクセレンス自体はギフトパッケージ的にも利用できますので
ワインの好きな方への贈り物としても活用できますね。
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