はじめまして。
この度は、ブログに訪問していただきありがとうございます。
ここではブログ運営者について記していきたいと思います。
ブログ運営者 プロフィール
佐藤麻理(さとうまり)
1969年5月生まれ
福岡県出身
もともと実家が酒屋で、2014年に先代の両親から事業承継を行いました。
事業承継を機に、お客様からのかねての要望がありました酒屋に併設した角打ち(立ち飲み)をオープンしました。
ワインとの出会い
私の実家が酒屋を営業しているということもあって、実は20代の頃からワインに触れ合う機会は大いにありました。
よく家族団らんのテーブルには、ワインが並んでいたものです。
そんな環境下ですから、ワインを飲む下地というのはあったわけで、それ以降どんどんと実家の酒屋のワインを好んで飲んでいくことになります。
当時から、店内にあったワインは片っ端から飲んだ という記憶はあります。
ワイン飲み始め~20代の頃は、主に「白ワイン」を中心に飲んでいました。
まずはワインを初めて口にする方も多い、ドイツの甘口系の白ワインから入りまして、その後辛口の白ワインを飲むことになります。
ちなみに赤ワインはその時期は、ほとんど口にしていなかったですねー。
ワインを飲む楽しさ
自宅でワインを飲む機会が多かった日常だったわけですが、実はあまり外出先では飲む機会がありませんでした。
外出先というよりも、外食先ですね。
主にこれは20代の頃です。
ただちょっと従来の私のワインを飲むスタイルと変化が出てきたことがありました。
それは20代後半、結婚前に一人でニュージーランドに3か月ほど旅に出たことによります。
一人旅では、主にユースホステル等の安宿に宿泊し、バックパックでニュージーランド国内をほぼ一周しました。
安宿ですから、食事はついていないパターンで、宿泊自体もドミトリー形式で一部屋にベッドが6つぐらいある部屋(場合によっては「ミックス」ということで男女同室も)という形態です。
ただ、安宿には必ずキッチンが併設されていたので、毎晩自分でスーパーで食材を買ってきて、キッチンで調理をし、ご飯を作っていました。
その時にはもちろんワインを必ず一本用意していたわけですね。
そんなオープンなスペースですから、その宿の宿泊者とワイン片手にワイワイと話す機会もありました。
また、ちょうど旅をしている時期が年末~年始ということもあり、各地で様々なイベントなどが催されていました。
その先でもワインを片手に、地元の方などと語らい・飲み~の繰り返しです。
これが楽しいんですよね。
(結局毎日飲んでばかりでしたがー)
南半球のニュージーランドですから、年末~年始の気候も非常に心地よかったわけです。
そういった解放感もあったと思われます。
それとニュージーランドといえば、ワイン産地の主要国の一つです。
なので、旅先でワイナリーを訪れることもありましたね。
比較的手に取りやすい価格帯で、豊富なワインがニュージーランドでは取り扱っていた
という点もあったことから、ニュージーランド滞在時は毎晩のように楽しんでいたワイン。
しかも、旅先で出会った方とワインを挟んで語らい飲む時間はとても気持ちよく、開放感たっぷりであり、楽しい時間でありました。
その時から30年近く経過していますが、やっぱり楽しい時間が未だに思い出されるのがこういった経験をしたから という風に考えられます。
たくさんの方とワイワイ言いながら飲むワインの楽しさ。
これは、ニュージーランドの滞在が大きく影響していますね。
プロとしてワインに向き合うきっかけ
30代前半から、実家である酒屋の手伝いを始めたところから、酒屋へ携わることになります。
実は現場である実家の酒屋に日々立っていまして、気が付いたことがありました。
それは「プロ」としての認識をきちんと確立しないといけない ということです。
そう気が付いたのには2つのことがきっかけとなりました。
ワイン全般について理解しているか
もともと自分の中で「好きなタイプのワイン」というのはありました。
それを実家の酒屋に並べることになりますが、衝撃的なことを投げかけられました。
「あなたはワインの勉強をきちんとしているんですか?」と。
これはあるワインインポーターさん(輸入元)の営業担当の言葉でして、当店の当時のワインのラインナップを見てそうおっしゃったんですね。
このコメント通り、如何に偏った商品構成だったか というのがわかることだったんですね。
そこからです。
きちんとワインのことを「自分の好み」だけでなく、しっかりと知らないといけないと。
販売の現場に立っている以上、そこはプロとしての認識をきちんと確立しないといけないと思いました。
ということで、ここからはワインに関して一から勉強のし直しです。
そういったきっかけを頂いた事例 ともいえます。
販売者としての中立的な視点
また、同じくしてある大手ワインメーカーの営業担当者との出会いもありました。
彼は、自社の製品を積極的に案内するということでなく、自社のワイン以外についても
「いいものはいいと認める」という中立的な立場で判断する姿勢でした。
私自身、小売店の立場でありますが、その姿勢には非常に共感するものでした。
だって、自社の商品を「拡販する」というのが営業マンとしての役割かと思いますが、
自社以上の商品についてきちんと「評価する」という立場は、出来そうでできないことと思えました。
ワインをお客さんにきちんとお伝えする という立場をメーカーという立場以上にきちんと全うしている
という点に素晴らしいなーと思ったものです。
私も、いち小売店ですが、そういった視点はずっと持ち続けたいという考えに至りました。
そんな自分の所属を超えて「ワインをお客さんに中立的な立場できちんとお伝えする」という姿勢をきちんと私の中でも確立したい
という気持ちになりました。
その結果、これらの出来事をきっかけに2011年にワインアドバイザー(日本ソムリエ協会認定)を取得しました。
ワインを通して人と人をつなげる
その後、ワイン講座を実施。(当時は、町内の公民館でしたね。)
そこでご参加の方が非常に特徴的だったんですが、ほとんどが「おひとり様」でご参加でした。
このワイン講座は複数回で1講座を催していましたので、参加される方も複数回講座でご一緒するわけですよね。
そこで、こういったことが起こりました。
この講座で出会った参加の方同士がお友達になり、
- その後は機会あるごとに飲みに出かけたり、
- はたまた旅行に出かけたりして
「横の広がり」が出来た というわけです。
この広がり方は私自身としても非常にうれしいことでした。
もちろん、ご参加された方自体も「会社の人とも違う方と友達になれて、よかった!」
というような声も頂いております。
この横の広がりかれこれ10年近く経過していますが、
未だにお客様同士継続中でして、さらにその輪も広がっているようです。
ワインを介して、家族でもない仕事関係でもない【第三のつながり】ができた ということになります。
そこには、単純に「ワインが好き」な人とのつながりが広がった という点では、私たちも今後毎日を充実して生きていくうえで、一つの大きな財産になるものではないでしょうか。
そういった場をワインを通じて提供していきたい という風に考えております。
ワインがつなぐ縁 あなたもご一緒しませんか。
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