おすすめのスパークリングワイン頂戴のお客様。
実は、2年程ご来店される機会がなかったんですね。
ワインを飲まなくなった理由とは?
その理由をお客様からお話になられたんですが大きく分けて
2つ理由があったそうです。
- 会社の健康診断でドクターストップとかかかったわけでないけど
もうちょっと体のためにも控えよっかな? と思ったこと。 - お友達との食事でたのしく美味しくついついワインが進んでしまってそこまではよかったが・・・帰宅後、相当に気分が悪くなってしまったとのこと。
その「気分が悪くなった」というトラウマがあって2年程ワインは全く飲みたくなかった
という理由らしいんですって。
そりゃー飲みたくなくなりますよね。
とってもわかります。
突然現れた「飲みたい」気分への変化
しかしある日突然、
赤ワインがどーしても今飲みたい!!
という衝動に駆られて、久々のご来店&そんなお話をされたわけです。
ここまでのお話で、私が言いたいことって一言だけですが・・・・
お酒なんて、飲みたい!って思うとき(体が欲する時)に飲めばいい
ってことです。
どーしても体質的に合わなくて飲めない人だっているじゃないですか。
無理に飲む必要ないわけです。
酒を飲む=苦行ではないんですから
→思わず私の大学時代のコンパがフラッシュバックしてしまいましたが・・・
酒って所詮嗜好品の部類。
飲みたければ飲めばいいし(無理のない程度に)
それによって食事やその食卓が楽しくなるための一つの道具なんですから
おぼれない程度に、あなたの体の反応に従って楽しんでいただけたら・・・・
って思っています。
久しぶりにワインを飲む際に選ぶべき一本とは?
従来から好きなタイプのワインっていうのが、それぞれの方にありましたよね。
久しぶりに飲むときには、そういった過去の「好きなタイプ」のワインに戻って飲むのもいいかと思いますが、
それにしても久しぶりに飲むという点からも、ワインに関しても徐々にならしていった方がいい
という風に考えます。
たとえば、従来まではフルボディのどっしりとした、果実味たっぷりのワインを好んでいた方であれば・・・
以前から飲まれていたタイプよりも「軽め」のタイプをまずはチョイスしてみる
という風に選んでいただいたらいいですね。
久々のワインはなぜ以前の嗜好のワインよりも「軽め」のタイプがいいのか?
ワインを飲むことについて、数年ぶりに口にする などのタイムラグがある場合だと、
いきなりかつての好みのタイプを飲むというのは、避けるべきと考えます。
というのも、時間の経過とともに、あなたの食事やアルコールの嗜好というのも少しずつ変化が出ている
ケースが往々にしてあるからなんですね。
なので、従来から好きなタイプのものよりもまずは試しに
「軽め」「飲みやすい」系列の一本から始めてみて、徐々に慣らしてみる というのが得策ですね。
試しで従来の好みよりも「軽め」「飲みやすい」ものからスタートして、そのうえで、実際に飲んでみて
- 試したものが合うか?
- 試したものが少し物足りないか?
などを検証してみるんですね。
一気に数年ぶりのワインを「満足できるもの」を探すというより、徐々に慣らしていくという
いわゆる「慣らし運転」をしてみるといいですね。
ここで、今のあなたの嗜好を確認してみることになります。
それを基準にワインを選んでいけば「今のあなたに合うタイプのワイン」に
近づけていけますね。
どのワインをチョイスすべきかわからない時の解決方法
といっても、数年ぶりに飲もう!と思うワインであれば、どういったものを選べばいいのか?
ってわからない!って思いますよね。
そんな時はお店の人に「質問」してみましょう。
- 今まではどんなワインを飲んでいたのか?
- どんな味わいが好みだったのか?
- どんな食事と召し上がっていたのか?
- 今はどういった食事が好みなのか?
- 今からはどういった食事と飲みたいのか?
など、従来召し上がっていたワインの情報と現在の状況をお伝えください。
お客様から頂いた情報を基に、お店の人から「これがいいのではないですか?」という
推薦をさせていただくことが出来ますね。
わからないときは、遠慮なくお店の人やプロに聞いてみてください。
プロの活用が上手なお客様は、ご自身のご希望などを事前にすべて情報をお伝えされるので、
その方に向けたおすすめが、比較的容易に対応することが出来るんですね。
スパークリングワインのお客様のチョイスしたワインはどれか?
冒頭に登場していただいているスパークリングワインを購入されたお客様(シュワシュワのお客様)が
「2年ぶりに赤ワイン飲みたい!どれがいい?」って言ってたという話。
こちらの方は、従来からフルボディのお肉系のお料理をしっかりと召し上がるときにぴったりの赤ワインがお好みだったんですね。
でも、上記のような赤ワインに関してのタイムラグを考慮していくつかピックアップして提示しました。
その結果として実際にお求めいただいたのは・・・
日々、私は店頭でこういったやり取りを行っています。
コメント