酸化防止剤入りワインは人体への影響を及ぼすものとは間違った認識

ワインの豆知識

ワインの原材料を見ると、必ず入っているものとして、

酸化防止剤(亜硫酸塩)というのがあります。

要は食品添加物ということなんですけど、

これって、食品添加物だからワイン自体に入らないに越したことはないだろう!

という風に思われることもしばしばです。

はたして、そうなのでしょうか?

酸化防止剤の使用目的は?

 

なぜワインに酸化防止剤が入っているか?ということですが、それは

ワインを安定的に品質保持するため ということです。

ちなみに、酸化防止剤がワインに入っていなかったらどうなるか?というと、

「牛乳」と同じように扱わなければならない ということです。

要は「生鮮食料品」と一緒 ということですね。

 

酸化防止剤の役割は?

 

ワインに酸化防止剤を入れることによって、どんな役割があるのか?という点ですが

大きく分けて以下の通りになります。

  1. 雑菌の増殖を抑える。
  2. ワインの中に入っている悪酔い成分【アセトアルデヒド】と結合し、味をまろやかにする。

ということなんですね。

たとえば、熟成されているワインってありますよね。

→数年前のヴィンテージ(年代)のワインとか。

長期熟成させるワインであればなおさら、「酸化防止剤」が入っていないと時間に耐えうることが出来ない

ということなんですね。

→よって酸化防止剤が入っていることは必須である という認識です。

(酸化防止剤がなかったら、冒頭でお話した通り「牛乳」と同じ扱い ということです。)

酸化防止剤入りワイン 人体への影響はいかほど?

 

そしてここからは肝心なところ。

じゃあ、どれくらいの量を酸化防腐剤(亜硫酸塩)が入っているワインを飲んでもいいのか?

という点でいいますと・・・・

 

体重50kgの人が毎日75本のワインを2年間飲み続けても全く悪影響がでない

程の「超微量」しか酸化防腐剤(亜硫酸塩)は添加されていない ということです。

仮にあなたが、これ以上のワインを毎日2年以上飲み続けるのであれば、

酸化防腐剤無添加ワイン

をチョイスされることをお勧めしますが・・・、いかがですか?

酸化防腐剤(亜硫酸塩)が入っているといっても、【心配するに値しない】

程度ということがお分かりいただき、安心してワインを飲んでいただけたら・・・・

と思っています。

結論:酸化防止剤の体への影響は?

体重50kgの人が毎日75本のワインを2年間飲み続けても全く悪影響がでない

ということですから、一般にいえば、酸化防止剤入りのワインを飲んでも影響はほとんど考えにくいので、安心して飲める

ということが言えます。

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